物理の苦手を克服するには? 暗記はしなくてOK!

物理の苦手を克服するには? 暗記はしなくてOK!

高校で理系を選択したものの「物理で成績が伸びない」「物理が難しい」という方は多いです。中には全く理解できなくて、嫌いになってしまった方もいるかと思います。しかし、心の中では「せっかく学んでいるのだから楽しく学習したい」「できるならよい点を取りたい」と思っているはずです。その気持ちを邪魔しているのが苦手意識です。
今回はそんな苦手を克服するための方法について解説していきます。

物理に計算はつきもの

多くの人は物理で計算を嫌います。そもそも物理とは自然界の現象を数式で表すことであり、必然的に数学的要素が含まれます。もしりんごが落ちる速度を、計算を用いずに測ったとしたら、それは物理ではなく、ただの観察になってしまいます。

当たり前のようですが計算は大切なことです。まずは物理という学習を成立させるためには計算が必要不可決なことを頭に入れておきましょう。

仕組みを理解しよう

物理には公式が無数に存在します。多くの人はその公式を隅から隅まで暗記しようと努力をします。ですが、これは物理の正しい学習方法とはいえません。物理は現象を数式で表すものと説明しましたが、物事には原因があって結果があります。公式だけをただ闇雲に勉強し続けるということは、原因を無視して、結果だけを得ようとしていることと一緒です。そのため、公式をただ多く暗記しただけでは、物理の理解はできません。

もし公式ばかりを暗記しようと四苦八苦している方は、まずは公式よりもなぜその公式になるのかという点に注目してみましょう。そうすれば「物理は暗記するもの」「暗記しなくては高得点を取れない」といった間違った先入観を取り除くことにもつながります。暗記せずに過程を覚えることで、物理の理解を深めていきましょう。

物理は日常生活で応用されている

物理は何気なく過ごしている生活にごく普通に潜んでいます。例えば電子レンジですが、中でマイクロ波と呼ばれる周波が出ており、それによって分子が震え、ぶつかり合い、摩擦熱が生じることによって温まる仕組みになっています。

また、最近のイヤホンやヘッドホンに搭載されているノイズキャンセリングも、マイクで周囲の音を拾い、逆の音をぶつけることによって音を消しています。さらには、普段意識することのない重力ですが、もし重力がなければ私たちは宇宙に放り出されています。

このように私たちの生活は、物理が至るところで活用、応用されて成り立っています。物理を学ぶことによって、この現象の全てを数式で表すことができ、原因から結果までを詳細に知ることができるのです。物理は本来、人の興味を駆り立てる、深くて面白い学問なのです。

物理の学習意欲が湧かない場合

とはいえ、物理を勉強しようと思ってもなかなかやる気がこともあるかと思います。そんな方におすすめなのが個別指導塾です。人は周囲の環境に影響されやすく、環境は勉強する上でとても重要です。周りに勉強に取り組む人が少ない環境であれば、学習の意欲も湧きません。もし物理が嫌いな人が多ければ自分も嫌いになりかねません。

個別指導塾では学習環境が整っており、周りの学生も真剣に学習に取り組んでいる生徒ばかりです。たとえ苦手な科目があっても、その苦手を克服しようと努力するために塾に通っている方ばかりですので、そのような姿勢に感化され、学習意欲が湧いてきます。集中して学習に取り組むことができる最高の環境が個別指導塾です。

まとめ

「結果だけを求めようとせず、原因に注目する」ことを意識するだけでも物理に対する考え方が変わるでしょう。物理を暗記科目だと思っていた人も多いかと思いますが、「物理は暗記科目だ。」という先入観は捨てて、苦手意識を徐々に取り除いていきましょう。

ただ、個別指導塾で物理を学べるところはとても少ないのが現状です。「TIP個別指導」では物理に対応しており、また化学や世界史、日本史といった幅広い教科を学べる強みがあります。また、講師の質も高く、国公立大学に入学した人を何人も輩出している実績があります。もし本気で物理の苦手を克服したいのなら、当塾にまずはご相談ください。