学習塾を有効に利用するためには。目標設定の重要性。

学習塾を有効に利用するためには。目標設定の重要性。

学習塾を有効に利用するためには、ただ学習塾に通うだけでなく、目標を設定してそれに向かって勉強を進めていくことが大切です。目標を設定してそれを一つひとつクリアしていくことで、はじめて高い学習効果を生むことができます。最大限に塾を活用して学習効果を高めるためには、どのようにすればよいのでしょうか。

学習効果を上げるためには

受験対策や小中高での授業に対応するために学習塾を利用される方は多いと思います。ただし、子どもを学習塾に通わせるだけでは、勉強ができるようにはなりません。どうすれば勉強ができるようになるのでしょうか。

学校の授業についていくため、または、より高いレベルの高校・大学に合格するため、学習塾に通って勉強する子どもも多いです。ここで子どもも保護者の方も認識を誤るのが、「学習塾に行っているから勉強ができるようになる」と思い込むことです。学習塾には、学校の授業のような形式で進める集団塾と、少人数で先生と対面して学習を進めていく個別指導塾がありますが、どちらもカリキュラムに合わせた授業に、子ども自身がしっかり取り組まなければ成績を上げることはできません。

勉強が好きな子どもであればよいのですが、実際には学校で遊ぶことが楽しかったり、部活で一生懸命がんばっていたりして、勉強がおろそかになる子どもが大半だと思います。勉強を進めていく上で大切なことは、子ども本人の勉強に対するモチベーションを高めることです。勉強は楽しいと思うようになるためには、目標を設定して、それをクリアすることの面白さや、大切さを子ども自身が感じ取ることだと思います。

個別指導塾の利用方法

では、勉強の楽しさを覚えるために、どのように学習塾を利用したらよいのでしょうか。

個別指導塾では、子ども一人ひとりに合わせてカリキュラムを組んで学習を進めていきます。塾や講師が子どもに寄り添うことで、学習意欲・進捗状況、または学習環境などに合わせて個別に学習方法を考えていきます。

子どもの学習意欲を高めるためにはその子に合わせた授業の進め方を行うだけでなく、講師と子どもが話し合って、本人がクリアできる適切な目標を設定することが大切です。高過ぎる目標を設定してしまうと達成できないことに不安やあせり、いらだちを覚えます。そうなると学習意欲の低下にもつながり、受験がうまくいかなくなりかねません。目標設定は手の届く範囲を意識するようにするのがよいでしょう。子ども本人が、自分で目標を定めて学習を進めていく場合でも、無理な目標を立てないよう周囲が注意する必要があります。

カウンセリングを利用するには

それでは、子ども一人ひとりが、自分に合った目標を設定するには何が大切なのでしょうか。学習塾を利用される方の中には、「早く成績を伸ばしたい」「よりよい成績をとりたい」と考える方が多いと思います。しかし子どもによっては学習環境を整えて学習時間をしっかりとることで、じっくりと時間をかけて少しずつ成績を伸ばす方法が適している場合もあります。学習塾を利用するからには、学習塾の持つ豊富なノウハウとデータを活用して、一人ひとりに合った学習方法を見つけることが、より確実に成績を上げる道筋になります。

個別指導塾は、講師と生徒の距離が近いことが大きな利点です。講師は普段から近い距離から子どもたちを見て、現状把握や問題点の確認などを行っています。

多くの個人指導塾では、講師によるカウンセリング制度を設けています。子ども一人ひとりの状況に合わせて学習計画の修正をし、柔軟な対応ができるようにしています。生徒も保護者の方も、学習塾のカウンセリング制度を有効に活用して自分の学習計画に無理や無駄がないかを確認し、こまめに軌道修正をしましょう。早めの軌道修正が、本人の負担を軽減して自主的で有効な学習につながります。

まとめ

「よりよい成績をとりたい」「早く成績を伸ばしたい」ということは、誰もが望むことだと思います。

勉強ができるようになるための近道はありません。一つひとつ課題をクリアしていくことで、少しずつできるようになっていくものです。すぐに効果が出ないからといって、あせりや不安を感じてしまっては逆効果です。学習塾を利用するのであれば、しっかりとしたカリキュラムの中で、正しい目標を設定し、より高い学習効果を生むように利用しましょう。

「TIP個別指導」では、入塾にあたりカウンセリングを行うなど、一貫して生徒の現状把握と目標設定に努めています。また、当塾を卒業した講師たちが、自分の経験をもとに親身になって相談を受けています。塾や講師を最大限に活用して学習効果を高めてください。受験対策や成績向上など、希望に合わせたカリキュラムをお組みいたしますので、お気軽にご相談ください。